信用取引は約3倍の取引が出来ますし、FXに至っては海外だと400倍とか国内でも25倍で取引できます。
その反作用で、多くのトレーダーが狩られているのが事実。
少なくとも信用取引などの証拠金取引の場合は現物取引はしていません。
しかし、利益相反する証券会社に対して、投資資金を預けてポジション情報も筒抜けです。
信用取引の場合は100万を預けたとして300万円分の取引ができます。
要するに利益も3倍になりますが、損失も3倍ということになります。
仮にトレーダーが証券会社に100万円を預けて、株価10,000円の銘柄Aを300枚「空売」したとします。
証券会社は、トレーダーから100万円を預かっているので、現物取引を銘柄Aで100万円分買ったとします。
結果、銘柄Aが10,005円に上昇すると、トレーダーは本来500円の損失で済むのに1,500円の損失になります。
証券会社はトレーダーの資金を使って、現物取引で500円の損失が出ても1,500円の利益を得ることができます。
これがレバレッジの反作用です。
FXは貨幣の両替なので、あるいみ無尽蔵に銀行サイドでは為替を動かすことができます。
しかもポジションを銀行間で共有しているので、信用取引の多い銘柄やFXでは大局では大衆心理と逆行します。
これは当然の原理です。