信用取引は証券会社と利益相反

現物取引と信用取引の違いの解説をします。

当たり前の話ですが・・・

信用取引は、現物取引をしていないので、トレーダーの「利益」は証券会社の「損失」となります。

現物取引は、手数料が証券会社に入るだけなので、トレーダーの「利益」は証券会社の「利益」となります。

例えるなら・・・

信用取引は、カジノのルーレットやパチンコ屋などの業態と同じで、胴元(証券会社)との勝負ということになります。

現物取引は、カジノのポーカーや麻雀などと同じで、プレーヤー同士の勝負に胴元は手数料を貰う業態です。

信用取引はFXの証拠金取引と同じなので、多少は勝たせてくれるかもしれないが、レバレッジの反作用があるので、レバレッジ3倍でも厳しいと思います。

そもそも信用取引の場合の、胴元の利益は売気配と買気配の差分が証券会社の利益となりますが、いわゆる控除率(寺銭)がその差分です。

現物取引の場合、板の関係で差分が生じないので証券会社が呑む余地がないので手数料が収入源になります。

少なくても構造理解して、控除率を計算しているトレーダーは少ないと思うので、その人たちには「養分」となって貰いましょう!笑

1億位までは信用でも勝たせてくれると思いますが、それ以降はやはり現物取引になると思います。

最終形態はシステムトレードで現物取引ではないでしょうか?

レバレッジの反作用については別記事にします。